こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
誤解を恐れず言葉を選ばずに言うと、最近(今年)になって私は一般常識という洗脳から目が覚めました。
元々頭が固いというか、思考が偏っていたと思うのですが、そういうレベルの話ではないということに気が付きました。
物事の本質を理解出来るようになってきたのですが(まだまだかなりレベルは低いのですが)、実は私の周りにはその本質をきちんとと理解している人たちが存在していて、彼らは正しく行動をしていた。
自分だけが無知だった、ということを思い知らされました。
脳科学の知識をちょこっと挟ませていただくと、
人間は自分の固定観念に従った物事だけを受け入れ、それ以外のことはシャットアウトしてしまうそうです。
つまり、人間は物質世界であれ、情報世界であれ、自分の見たい世界だけを見て生きている、ということになります。
例えば、「牛乳は体にいい」という考え方を持っている人は、テレビの情報番組や新聞、SNSで検索したりする場合、「牛乳は体にいい」という記事だけを探します。
「牛乳は体に悪い」という記事があっても、脳が勝手にその記事をシャットアウトしてしまいます。
私の脳はこのような状態でしたので、正しい情報や知識が目の前にあったとしても、脳がそれを認識していませんでした。
つまり知識がある人と無い人とでは
『同じ物理的な空間』に生きていても、『見えている世界が全く違う』
ということになります。
これは私だけでなく、皆さんの脳もそのようにできています。
正しい情報が目の前にあったとしてもそれを認識できない。
だから固定観念に縛られてしまうのだと思います。
けれども子どもたちは違いますよね。
固定観念などというものがありません。
大人の全く意味のない一般常識や固定観念に縛られないように育ててあげたいと、心の底から思いました。
思考は常にニュートラルな状態に。
これが子どもたちの未来の手助けになると確信しています。