こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
親バカならぬ、指導者バカかな、とちょっと思ったりもしますが、今日は私の生徒たちの自慢をしたいと思います。
みなさんは、バレエ・ダンサーになるために必要な条件は、何だと思いますか?
例えば、
細くて長い手脚
並外れた柔軟性
強くてしなやかな筋肉
音楽性
役になりきる表現力
等々...
これら全て持っていたとしても、
《努力する才能》
《同じことを毎日毎日続ける才能》
これが無ければ、バレエ・ダンサーになることは出来ません。
何故なら、バレエ・ダンサーは毎日同じ練習を繰返し行うからです。
今、生徒たちが行っている〈バーレッスン〉というものは、プロになってからも毎日毎日繰り返し行います。
バレエを踊り続けて行く限り、〈バーレッスン〉は続いて行きます。
バレエを初めて習ったばかりの生徒も、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル(主役を踊るダンサー)も、パリ・オペラ座のエトワール(主役を踊るダンサー)も、毎朝行うレッスンは、1番ポジションのドゥミ・プリエから始まります。
ですから、毎日同じことを繰り返し続けられる才能が絶対必要なのです。
そして、この才能を持つ生徒が、うちには沢山いるんです!
小学5年生以上のクラスの生徒の殆どが、柔軟やトゥシューズを履くためのエクササイズ、腹筋等を毎日家で行っているそうです。(レッスン中での会話で知りました)
疲れてしまって学校の宿題を次の日の朝にやることはあっても、柔軟をせずに寝るのは、気持ちが悪くて出来ないのだそうです。
これって凄くないですか?
《努力する才能》
《毎日続ける才能》
誰でもが持っている才能ではありません。
親御さんにもこの才能を理解して頂いて、大事に育てていただきたいと思います。