こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
今日は島崎先生のコンテンポラリークラス、5年生から中学1年生までの初等クラスのお話しです。
このクラスは中高等クラスとは違って、普段と同じように、両手バーからのスタートでした。
つま先を揃えて前や横、後ろに出すタンジュという動きから始まり、膝を曲げるプリエという動きも両方のつま先を揃えて行いました。
このようにつま先を揃える動きはコンテンポラリー特有の動きなのです、初めて受ける生徒たちは戸惑っていました。
けれども、島崎先生の言葉一つ一つから何かを得よう!という生徒たちのモチベーションの高さのお陰で、難しい動きも次第に馴れて出来るようになっていきました。
中高等クラスと同じように、このクラスでも先生が常におっしゃっていたのは、 『音楽性』『顔の表情』についてでした。
ここを理解して表現することはとても難しいのですが、それを何とか吸収したい!という生徒たちの熱意がひしひしと感じられ、熱いクラスとなりました。
生徒たちの、必死に自分のものにしようとする姿は本当に美しく、側で見ていた私にとっても素晴らしい経験となりました。
少し変な表現かもしれませんが、アカデミーの生徒たちは、変な踊り癖が無いので、もし今の素の状態でコンテンポラリーの作品に挑戦すれば、とてもいい感じに成長出来るのではないかと感じます。
本物に触れるということは、子どもの可能性を広げる
それをを改めて感じた時間でした。
今回はたった一日だけのワークショップでしたが、コンテンポラリーのクラスはこれからも機会を作って続けて行きたいです。