こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
昨日、多治見市市民文化祭に、初等クラス(小学5年生~中学1年生)と中高等クラス(中学2年生以上)の生徒が参加させていただきました。
昨年秋の発表会から、たった7ヶ月しか経っていませんが、生徒たちの成長した姿を見て、頼もしく感じられる舞台となりました。
成長の要因はいくつかありますが、その中の1つが、今年2月に元劇団四季の水井博子先生をお招きして行った《表現力セミナー》だったように感じます。
たった2日間のセミナーでしたが、このたった2日間で、生徒たちは沢山の経験と自信を得ました。
例えば、相手〈仲間〉を感じることです。
相手〈仲間〉の空気を感じる
相手〈仲間〉の気配を感じる
相手〈仲間〉のエネルギーを感じる
これが出来るようになったことで、音楽に乗って踊った時に、説明の出来ない何かを相手〈仲間〉から感じ取ることが出来るようになりました。
そしてその何かによって、自然と全員の動きが揃えられるようにななりました。
凄いって思いませんか!?
ただ単に音楽に合わせて踊って、それをみんなで合わせる、ということではなく、相手の呼吸や気配を感じて踊ることによって、全員の動きが揃う、ということです。
同じようで、全く違います。
たった2日間のセミナーで、このことを学び、全員がそれに対して手応えを感じ、自信が持てるようになりました。
初めは僅かな手応えでも、やがてはこのように、大きな成長に繋がっていくんですよね!
口先だけの誉め言葉は何の意味もなさない、と私は思っています。
しかし今回のように、生徒自身の中から生まれた自信は、将来に渡って、揺るぎないものとなると私は信じています。
そして昨日の舞台で経験したことは、生徒それぞれのまた新たな自信に繋がって行くと確信しています。
私は毎回のレッスンで、生徒たちの変化を間近で見ることが出来ます。
それがまた私の喜びと活力にもなっています。
バレエを通して成長する子どもたちのお手伝いすることって、とても楽しいです。