こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
デンマークの旅で、さまざまな教育現場を見学してきました。
そこで何度も聞いたのが
「心地よくなければ、勉強なんか出来ない」 という言葉でした。
子どもたちが、学校って心地いいな~と感じる環境で勉強をし遊ぶこと、それを最も大切にしていていました。
日本の学校は殆どの場合、子どもたちが心地いいと感じるかどうかは関係無くて、みんな同じことをさせられ、我慢させられます。
自分の気持ちを出すと「それはわがままだ」「自分勝手だ」と言われてしまいまい、自分の感情を聞かれることなど殆どありません。
でも、その場にいて心地いいと感じるかどうかって、とても重要ですよね!?
例えば私の場合、バレエの実技を学びたい・解剖学を学びたい・バレエについてもっともっと学びたい、そう志し高く大阪芸術大学・舞踊専攻に入学しました。けれども、大学の雰囲気や大阪の街の居心地が悪く、大学を中退しました。(理由は他にもありますが)
アカデミー卒業生で美容師になった生徒がいます。何件かお店を渡り歩きましたが、今働いているお店は居心地がいいそうで、仕事も楽しいそうです。
環境が心地いいと感じれば、仕事も楽しく感じ、やりがいも感じられるということなんだと思います。
どんなにいい学校や会社だとしても、本人にとって心地いいと感じなければ、学ぶ意欲や働く意欲は無くなってしまいます。
心地いいと感じる環境、本当に大切です。