こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
先日レッスンをお休みして、神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻第13回公演を観に行きました。
ここの大学は振付家の島崎徹先生が教授を勤められているということもあり、 島崎先生の作品を踊りたい、 島崎先生の下で学びたい そのような学生が多く学んでいるそうです。
4年生にとって卒業公演となる今回の公演は、エネルギーに満ち溢れ、感動的な舞台でした。
その一番の要因は、やはり島崎先生の作品が素晴らしいということに尽きるのではないでしょうか。
私は評論家ではないので、上手く文章でお伝えすることが出来ませんが、島崎先生の素晴らしい作品を、必死に理解し表現しようとしている学生たちのエネルギーに、ただただ感動しました。
体力的にもかなりきつい作品ばかりだったと思います。
勿論テクニックも。
けれども、そこが気になるのではなく、ダンサー1人1人がこの1年間に学んできたこと、今表現出来ることの全てを出しきろう、そういった想いが伝わってきた素晴らし舞台でした。
特にコンテンポラリー作品では身体のラインの美しさよりも、ダンサーの内面や音楽性が重要になるので、そういったものを持ち合わせているダンサーを目で追ってしまいます。
つまり、ダンサーを目指すには、身体のトレーニングだけではなく、心を豊かにすることが必要だということです。
自然の美しさを、ただ美しいと感じられるだけでいいのです。
美しいものに触れて、美しいと感じられる感性。
心豊かに生きることが大切なんだと、改めて感じました。
そしてその感性を身体で表現するダンサーという職業、やっぱり素敵です!
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。