こんにちは。
バレエ・アカデミー瑞浪&恵那の教師、マリ康子です。
昨日、東京バレエ学校のSクラスを見学してきましたので、今日はその感想を皆さんにお話ししたいと思います。
ちょうど1年前、高校生のNちゃんが東京バレエ学校のSクラスのオーディションを受けて合格することが出来ました。
東京バレエ学校のSクラスというのは、プロのダンサー育成のためのクラスで、
同世代の生徒同士で切磋琢磨し、バレエの技術・表現力を高め、ダンサーとして羽ばたくための力を身に付けていくことを目的とし、
毎年オーディションによって選抜されます。
そのオーディションに合格し、4月から月2回東京でのレッスンが始まりました。
そして昨日は最後の稽古日となり、親とそれぞれの生徒たちの指導者が見学出来る参観日でした。
Sクラスのレッスンは、基礎を徹底的に!でした。
先生の注意は、基礎をいかに質の高いものにしていくのか、ということに重点を置いているように感じられました。
そして、私が見学をして一番印象に残ったことは、このクラスの生徒さんたちは、皆プロを目指しているので、
みんなバレエが大好き!踊るのが大好き!
なはずなんですが、その気持ちが十分伝わってこなかったという点です。
中学生も混じっていたと思うので、そこまで要求するのは...と思うかもしれませんが、
ここでのレッスンはあくまでもプロを目指す生徒の為のレッスンな訳なので...
少し上から目線の厳しい言い方かもしれませんが、
観客はそれを観たいが為にチケットを買う訳なので、ダンサーからそれが伝わってこなかったら、
プロにはなれないのではないかな?と思いました。
表現力は[力]なので鍛えることが出来ます。
バレエテクニックと同じように、鍛えて磨かなければならないエリアだと考えています。
ですからバレエ・アカデミーではこれからも表現力セミナーを通して、
表現力を鍛え、
磨くことを行っていきます。
そして、踊ることや表現することの楽しさを、子供たちにもっともっと経験してもらいたいと思っております。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。